mar88

青天の霹靂のmar88のネタバレレビュー・内容・結末

青天の霹靂(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ミスチルがspotifyで配信開始になり、特段詳しいわけではないのですが、
素直に「わぁ。」と、嬉しかったのです。


「spotifyで聴くミスチルめっちゃかっこいい。完全に気のせいだけど。
《シュチュエーション変えてセックスしたら興奮したかんじに似てる》と桜井さんなら言いそう」というような事を言っている人がいて、同意も否定もないんだけど、面白いことを考える人がいるなーっと感心してしまった。(笑)


で、なんでこの映画の話の始まりがミスチルかっていうとエンディング曲がミスチルだからです。
それだけなんです。


でも、観ていたら、予想外の驚きがあって自分のタイミングに驚きました。

ストーリーはとてもシンプルで、売れないマジシャン・春夫が雷に打たれ、目が覚めたらそこは1970年代。
浅草の演芸場でマジシャン芸名「ぺぺ」として働き自分の若き父と母と交流をもっていく。というお話し。

いびつというか不器用な家族の物語は、泣けちゃうなぁ。
いい映画でした。

劇団ひとりと大泉洋の舞台シーンは本当の舞台のように面白く声を出して笑ってしまった。
(劇団ひとりさんの才能はどこまでいっちゃうんだろう・・・)

舞台は浅草。

今、好きなラジオ番組がありちょうど昨日の放送のロケ地が浅草。
そして、ビートたけしの浅草キッドの歌詞にもある「くじら屋」というお店で煮込みとチューハイをいただくというとても面白いものだったのですが、なんとこの「青天の霹靂」にも芸人さんたちが飲み集まる場所として出てくるのです「くじら屋」改め「捕鯨船」が。
この偶然のタイミングに一人驚きにんまりしてしまい
ました。
「鯨を食って芸を磨け」

ミスチルの曲「彩り」という曲の中に

「なんてことのない作業が この世界を回りまわって 何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく」

という歌詞がある。

まさにこの映画のようだなというか、それを抜きにしてもとてもいい言葉だなと思う。

ちなみに「ぺぺ」というのは、劇団ひとりのネタのキャラの名前らしい。
ネタを観てみたい。
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