廃刊する『LIFE』誌。その社員である主人公は、著名写真家が撮った最終回用のネガを失くしてしまう…というお話。
シニカルかつコミカルな旅映画。見終わって冷静に振り返ると、「最後うまくいきすぎ、そうはならんやろ」と思ってしまう。しかし!見終わったあとの爽快感は格別だった。
冴えない主人公は、写真家のフィルムを頼りに、危険な場所へ彼を探しにいく。解雇がほぼ確定しているのに、こんな苦行をして何になるのか?と主人公は時に思い悩む。
しかしLIFE誌の社訓と、彼の悪癖だった妄想癖を頼りに一歩一歩前へ進んでいくのだ。世界中を旅して彼の見てきた素晴らしい世界の追体験をしていく…。
タイトルがそのままダブルミーニングになっていて、気持ちのいい映画でした。オススメ!