ぎりゅー

LIFE!のぎりゅーのレビュー・感想・評価

LIFE!(2013年製作の映画)
4.6
字幕版、DVDで見ました。


主人公のウォルターは伝統的フォトグラフ雑誌「LIFE」編集部でネガフィルムの管理者としてまじめに働く平凡で冴えない男。主人公は時々妄想が激しく、人と話している時にぼーっとしてしまう癖がある。
ある日ウォルターが出社すると、時代の流れから「LIFE」がオンラインに移行することになり、一時休刊になることと次に刊行するのが最後の雑誌となることが告げられる。
滅多に口を出さない代表的なLIFEのフォトジャーナリストのショーンが「25番」メガがこの「LIFE」最終刊の表紙に相応しいと言うがその「25番」メガが見つからない。この「25番」とショーンの行方を追ってウォルターの旅が始まる、、


この作品の特徴的なところは現実と妄想の切替りの違いが全くなく、妄想の終わりもすっと切り替わるので現実か妄想かが区別がつかないし、超常現象が何の前触れもなく起こります。最初の妄想が本当に序盤で全くの説明もなく起こるので意味がわからなくなるかもしれないです笑

あとは主人公のウォルターが冴えないところはありつつも時にはかっこよく決めてくれるところもスカッとしますね。あとは急展開が多く飽きずに見られます。

また、フォトグラフ雑誌なだけあって、編集部の廊下にある歴代のLIFE表紙にも目を引かれます。背景を見ているだけでも楽しいです。

背景と言えば、ウォルターは中盤から北欧を旅するのですが、風景が本当に美しい。いつか自分も旅して現実で見てみたいような風景です!

あと、最終刊の表紙の出し方もよかったです。あの状況であの出し方はずるいですわ

この作品は冒険物が好きな方にはすごくおすすめの作品だと思います!

To see the world,
Things dangerous to come to,
To see behind walls,
To draw closer,
To find each other and to feel,
That is the purpose of LIFE.
ぎりゅー

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