このレビューはネタバレを含みます
とにかく旅に出たくなる映画。
グリーンランドでヘリに飛び乗ったり、海に飛び込んだり、漁船でケーキを食べたり、アイスランドの大地でスケボーをしたり、雪山でヒョウを見て、現地人に混じってサッカーをしたり。
主人公がしたみたいな行き当たりばったりの大冒険が人生で一度はしてみたい。
好きなシーンはたくさんあるが、特に、ヘリに乗る前に女の人がギターを弾きながら歌って、主人公の背中を押すシーン。
新しいことにリスクを冒して挑戦する時、一歩踏み出す勇気が必要な時、あのシーンを思い出したいと思った。
また、写真家が、ヒョウが出てきた時にシャッターを切らないというシーンもかっこよかった。
そして、写真家が「人生の真髄」と言った写真が、地道に仕事をする主人公だったと言う結末もとても好きだった。
充実した人生には、非日常の冒険も、日々の熱心な仕事も、どちらも必要だと思った。
