ポジティブで前向きなメッセージを含んだ人間賛歌系の映画が苦手なので食わず嫌いしていたがこれは不覚にもグっときてしまった。
主人公の妄想具現化の辺りでやはりダメか……！？ってなったけど序盤がちょっとキツかっただけで旅に出てからはずっと面白い。
「一歩踏み出す事で人生は変えられる」というわかりやすいけど陳腐になりがちなテーマを、壮大な旅と一緒にお届けするから変な説得力がある。
自分も頑張らないといけないと思わされる非常にポジティブな映画。
25番のフィルムは最初から存在せず旅を経て成長した主人公の姿を写真に収め25番にするというショーンの粋な計らいだと確信して観ていたが全然違った。
