『愛の渦』
監督の三浦大輔が、劇団ポツドールで上演した舞台作品をそのまま映画に移植。
この『愛の渦』、芝居のとき2回観ている。そういう意味では、この映画で3度目の『愛の渦』
芝居好きとしては、映画化がなんか嫌でこれまで観てなかったけど、制作から10年、映画版をはじめて観た。
芝居とまったく同じテイスト。ラストの10分以外は台詞もほぼ一緒。でも、これが三浦大輔さんの限界かな。
同じことをしても、芝居ならチャレンジ精神溢れる芸術になるけど、映画だと低級のエロ映画でしかない。
ストーリーは、見ず知らずの男女がマンションの一室に集まり一晩中SEXする物語。
出会う前は見ず知らずだし、終わったあとも赤の他人…という倶楽部。恋愛感情を一切持たないSEX。
門脇麦さん、池松壮亮さん他、この映画の出演者が俳優としてその後、順調に活躍してて良かったとなぜか思う。(一人は強制性交罪で掴まったけど^^;)
それにしても、窪塚洋介さんはいつもいかがわしい、変なお兄さん役ばかりやってる印象^^;