もしも大友克洋がジブリ映画を作ったら、を20倍に稀釈したみたいな作品。
いや存在を知ったとき、正直すごく面白い設定だと思って食いついたさ。んで、ワクワクしながら観てみると…疑問とツッコミが止まらなくなるのな。まあそれを狙った作品と考えればよく出来ている。ふとWikiを見て合点がいった。「サイエンス・ファンタジー作品」と書かれていた。なるほど、サイエンスフィクションじゃなくてファンタジーだから細かいことツッコむ方が野暮なのね。
しかし、冒頭から気になってしょうがないのは、サカサマの食べ物を食べ続けたら、その後色々と起こる事象（生理現象とか、代謝を繰り返した結果とか…）はどうなるんだろう…？とか、微妙～に恋愛絡めてるが、それが進展した結果新たに何かが生まれたらどうなるんだろう、とか…。なお、そこはこの映画のテーマじゃないので最後まで観ても答えは出ません。
