この映画はＳＮＳを通じて関わりを持った人々の
事件に遭遇する様を３つのストーリーを交差させながら
描かれてます。
ＳＮＳを通していじめられた少年の自殺未遂、
子供を亡くして夫婦仲が冷え、ＳＮＳで見知らぬ悲しみを
共有できる相手と交流してる女性、
未成年を勧誘し動画で稼いでいる犯罪グループの中で
生活してる少年への取材でキャリアアップをした
女性レポーター、
どれも、実際に起りそうな、起ってそうな話で
それぞれの人々の心の葛藤、哀しみ、苦しみ、自責の念・・
怒り、いろいろな感情が、役者さんの演技からにじみ出てて
すごく、訴えかけて来ます。
インターネット社会になって、見知らぬ会ったことも
ない人とも気軽に繋がるようになった代わりに
現実の身近な大事な人との心のつながりが遮断されて
しまってる問題を投げかけてます。
とても心に残る映画です。
