友二朗

ラストエンペラーの友二朗のレビュー・感想・評価

ラストエンペラー(1987年製作の映画)
3.4
「Who am I ?」

傀儡の皇帝 愛新覚羅 溥儀。

今からさほど遠くない時代。
確かに存在した時代。

一つ一つの体験が自分と比べて異世界すぎて感慨深くなる。

壮大なスケールとは正に。
エキストラとセットが凄すぎる。
紫禁城の中でも西大后のシーンはワンシーンとして本当に見応えがあった。

「事なかれ主義の保身術」

本当に難しい時代。
何も自由に出来ず、周りには権力しかいない環境。どれだけ苦悩しただろう。なんかもう全部仕方ない。日本も世界も、本当に良くなかった。

英語なのがだいぶ違和感。
商業的に仕方ないんかな。

ジョアン・チェンは天晴れ。
素晴らしかった。

いっつも思うけど宦官になる人の気持ちがマジで分からん。

天津でのスタイルには憧れる
全てのBGMが素晴らしい。

モノと生き物に当たりすぎ。

読んでくれてありがとう。

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「ここはどこだ?」
「中華人民共和国だ」
ぬう。なんとも言えない。

「また 固い握手を」

「世界で一番孤独な男」
友二朗

友二朗