すごくよかった。
『暗殺の森』のあのダンスシーンの色彩感覚が今作では存分に活かされていた。
あの戴冠シーンがどんだけ予算と時間がが掛かったものなのか、その凄さが分かるくらいには映画を観てきて良かったなぁと思う。
長尺の映画だとどうしてもダレしまうけれども、冒頭のこのシーンだけで約3時間観れてしまうパワーがあるのがすごい。
ストーリーは史実と違うところがあるそうだけれども、だからこそこの映画の寓話性が高まってる気がする。
イタリア人監督は本当にお伽話のような美しさと儚さを持った映画を作るのが上手いなぁ。