このレビューはネタバレを含みます
これは絶対映画館でなければ
観続けられなかった作品かと。
物心がつく前に即位させられ
親族とも遠ざけられ
親の顔も覚えておらず。
やりたいことはできないが
繰り返しの日常を疑うことも
できないままに成長。
自我が芽生えるに従って
国からは必要とされなくなって
必要とされたと思ったら裏切られ…
なんだか観ていてずっと苦しかった。
最後何の肩書きもなくなった状態で
城に戻り少年と会話するシーンが
唯一救いな気がした。
歴史をある程度知っていて
観た方がより面白いんだろうな。