ピートロ

ラストエンペラーのピートロのレビュー・感想・評価

ラストエンペラー(1987年製作の映画)
3.9
坂本龍一の訃報よりも先に小川哲の『地図と拳』を読んだことがきっかけで本作を観ようと思っていた。
溥儀を主軸に戦犯扱いされている現在と紫禁城時代の過去を交互に繰り返す構成が集中力を切らさせない。
坂本龍一は音楽だけかとおもったら甘粕正彦役でばっちり出演してた。
中国の激動の時代という荒波に翻弄される叙事詩系映画にハズレなし。