このレビューはネタバレを含みます
壮大な映像と音楽で圧倒される作品。是非映画館で見てみたいと思わせられた。
内容としては最後の皇帝である溥儀の生涯にスポットを当て、戦後の溥儀が回想する形で物語が進んでいく。
実の母と幼い時に別れ、皇帝として育てられたが清が滅び、その後日本の傀儡政府として満州国の皇帝になる。なんとも哀しい生涯が描かれる。
ひとつ、この映画の面白い点は、単なる戦争映画ではないということ。溥儀という人物に焦点を当てて時代に翻弄される人々を描いている。
溥儀の皇后がアヘン中毒になったり、収容所の所長が犯罪者にされていたりと、なんか見てる側が辛くなってくる、、