ラストエンペラーのさかしゅんのレビュー・感想・評価

劇場公開版を見た。
中国最後の皇帝、溥儀の映画。
激動でドラマチックすぎる生涯。
二時間半を超える長めの映画だが、この人の人生は濃すぎるエピソードが多いので最後まで飽きなかった。
古い中国の文化とモダンな世界や、西洋東洋といったものが融合した、エキゾチックで多国籍な雰囲気が印象的。絶妙なミスマッチ感がおもしろかった。
なんとなくその時代の中国のイメージは持っていたが、いざ映像で目の前すると全然違う。本当に興味深い。
映画っていう表現方法は、こういうのを描くためにあると思う。そんな映画です。