ぺー

ウルフ・オブ・ウォールストリートのぺーのレビュー・感想・評価

3.7
映画 ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013)アメリカ/179分/R18+
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 テレンス・ウィンター
主演 レオナルド・ディカプリオ
   ジョナ・ヒル
   ジャン・デュジャルダン
   ロブ・ライナー
   ジョン・バーンサル
   カイル・チャンドラー
   マーゴット・ロビー
   ジョン・ファヴロー
   マシュー・マコノヒー

中2の頃から気になってた作品をようやく観る事が出来た。
金と権力とドラッグとセックスを支配した男に待ち受ける、昇進から転落への約3時間の道のり。
ジョーダン・ベルフォートという実際の人物の伝記作品である。
26歳で証券会社を立ち上げて貯金ゼロから年収49億円を荒稼ぎし、36歳の若さで楽園を追放された男。
詐欺を繰り返し利益を上げる。
営業、コールセンターとほぼ同じで口が上手けりゃ上手いほど金が稼げる。
当然の報いは返ってくるが、このペンを僕に売ってみてと観衆に試すシーンに、自分の才能の高さと他人の未熟な思考回路より上だというマウントをとっているようにも見える。
金、金、金、薬物でハイになって周りの女性は全裸になり男女乱交パーティ。
体罰あり、暴言あり、セクハラありの完全なるブラック企業。集団心理とか怖い。
全て金で解決できると思った自己中心的な男の末路はどこか悲しかった。
レモンの違法錠剤を乱用して荒れ狂う2人すこ。
レオナルド・ディカプリオの演技の上手さを改めて実感した。

今の時代、金目当てな若い男女が存在している。特に今の日本じゃ見た目もよく話が上手い奴がホストやギャバ嬢となり荒稼ぎするのがよく伺える。多分そいつら金しか見てない、本当の相手を全く知ろうとしない。全て自分が生きるため、それが間違った方向に進んでしまった。

それと全てを数字で解決するのが現実的だよな、もっと生きやすくなってくれないかな。
ぺー

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