けい

ウルフ・オブ・ウォールストリートのけいのレビュー・感想・評価

3.4
兎に角欲望まみれw欲望まみれでとんでもなくて、とんでもない中で何が一番とんでもないって、これが実話を元にした映画だってのが一番とんでもない(笑)粗野で下品で欲望に忠実で、とんでもない映画なんだけど、男の夢な?(笑)己の理性的な部分を取っ払って本能だけになったら
こうなりたいって思っちゃう部分あるんじゃないかな。と。
マーティン・スコセッシの前作Hugoと比べると
美しさなんて限りなく0で、money、sex、drag。とかく欲望の渦巻く作品だったけどもここまで振り切ってると逆に嫌いじゃないw

この作品の見せ場は主人公が貪欲故に成功もするし失敗もする。
でも失敗しても貪欲さを失わないからまた成功する。
貪欲さを失わない事は愚かにも見えるけれど、前向きとも取れる。
見る人によって180度違う感想が出てくる所だと思う。

作品のテーマ自体が個人的に好みではなかったので点数は低めですが、
ディカプリオの演技も絶賛されるだけの事はあるし、一貫性のある映画なので、面白い作品だったと思います。

見終わってから気付いたのですがこの作品はR-18のレーディングがついてました(笑)
誰かと一緒に見るのは相手を選ぶ作品です。
けい

けい