けい

ひとよのけいのレビュー・感想・評価

ひとよ(2019年製作の映画)
4.0
今回も佐藤健のファンの友人に誘われ鑑賞。

おおまかなあらすじは家族経営のタクシー会社の1家が舞台で、子供たちに暴力を振るう父親を母親が殺した15年後出所してほとぼり冷めるのを待って約束通り帰って来るところから始まるのですが
凄く丁寧に丁寧に子供達3人の心情を作られてて大きくまとめると良い作品でした

だが!それだけならわざわざレビューを書く気など毛頭ない!

母親が居なくなった事により代わりにタクシー会社を経営する叔父役の音尾琢真!!!!
そのタクシー会社に真面目さをかわれて一発採用の佐々木蔵之介!!!!
この2人がめちゃくちゃいい芝居をしていいパンチ効かせてる!!!!(笑)

ギリギリネタバレしないボーダーラインを攻めてお伝えしたい!!!!

音尾琢真はこの監督の作品に連続登板してるだけあって監督が音尾琢真の持ち味をわかってる感が凄いシーンが一つありまして重い話の流れに清涼感溢れる笑いを吹かせてくれる!!!!無理のない様に

そういうのあるけど!!!!www

みたいなシーンがありまして、いやもう本当…あのシーンで役者音尾琢真の持ち味惜しみなく使ったな…!と割と音尾琢真が好きな身としては観客なのに私がやりきった感ありましたね。えぇ。

そして佐々木蔵之介、彼の事は具体的な事これ以上言うと全部自分的ネタバレに抵触するんですけど、蔵之介ぇぇぇぇっぇええええ!!!!お前ぇええええええ!!!!って上映中に叫びたくなるけど我慢した…我慢した私を褒めて欲しい…兎に角蔵之介を見に行って欲しい…
そこまでめちゃくちゃ丁寧に心情折り重ねて少しずつ少しずつ作ってきた展開を蔵之介がここをね、こうやってね、こうやってね、ドーン!!!!ですわ!!!!
もう蔵之介ドーン!!!!
正直蔵之介がドーンが印象デカすぎて劇場からの帰り道何度蔵之介ドーン!!!!って言ったかわからない。
因みに蔵之介は別にここをね、こうやってね、こうやってね、ドーン!!!!とか言ってない。ある展開を私がそう比喩的に表現してるだけなので直接的に蔵之介のここをね、こうやってね、こうやってね、ドーン!は期待しないで欲しい。

母親と子供達3人は真面目にストーリが進むので基本あんま弄れない…
強いて言うなら

やさぐれた佐藤健とその佐藤健によるヤンキー的飛び蹴りが見事なのでそこは注目して欲しい

蔵之介が衝撃的すぎて真面目にレビューが書けない。
起承転結で言うなら起承辺りまではどうレビュー書こうか?と考えながら見てた。割と真面目に文章考えながら見てた。だが蔵之介ドーン!!!!で全部持ってかれた。

なかなかの蔵之介ドーン!!!!を見て頂きたい。

そして今後も佐藤健のファンの友人に誘われては自分だけじゃ見ない邦画を見るだろう。そして佐藤健以外の部分に注目してしまい、なんか…すまん…ってなるだろう…
けい

けい