くるみ

アメリカン・ハッスルのくるみのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2014/01/31
「人間は信じたいものしか信じない」
この格言が座右の銘レベルで好きなので、本作品も楽しく見れました。
騙し騙され、誤魔化し誤魔化されていく登場人物と観客たち。
そのうち本当がそんなに大事なことかな?と思い始める。
ありのままの自分を見せることは恐いし、見せられるほうは裏切られたと思うし、本当に生きるのって難しい。
心臓発作も起こすよね。
明かされなかった真実も幾つかあり、シーンごとの登場人物の心境も人によって解釈が分かれるでしょう。
それもこの映画の醍醐味です。

惜しむらくは、最後の詐欺から収束がやや乱暴だったこと。
マフィアの親玉の弁護士事務所が本物かどうかは、前もって調べるべきだと思うんだ…。

とは言っても、終始笑いながら見れました。
エイミー・アダムスはセクシーでキレイで、ジェニファー・ローレンスは勝ち気でエロく、二人の対面シーンは銃撃戦より緊張した。
あと、最初のシーンで客席から失笑が聞こえて、あまりの残酷さに私のほうが傷ついた。
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