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ジャッジ!のodyssのレビュー・感想・評価

ジャッジ!(2013年製作の映画)
2.0
【恥ずかしくないの?】

正直に言うと、少し笑えるところもありました。
でも見終えて、いや、見ている最中から、これって何なのかなという疑問が頭の中で渦を巻いていました。

喜劇なんだから何だって笑えりゃあいいようなものですが、でも恥ずかしい笑いってあると思う。内輪ネタでの笑いなんかそうですね。内輪ではいいけれど、外には出せない。出したら恥ずかしいという意識は、最低限持っていないといけない。

この映画もそうです。べつに国際映画祭のコンペティションに出せとは言いませんけど、外国に輸出できるでしょうか。できないでしょ、こんなんじゃ恥ずかしくて。万が一にもそういうオファーがあったとしても、「日本にはもっといい映画がありますから」と逃げの一手になること必至。

すごく恥ずかしい映画。こんなのよく作りましたね。妻夫木聡くんや北川景子さんが気の毒。喜劇に出るのは構いませんが、もっといい作品に出してあげたい。

それにしても、こんなの作ってるようじゃ、韓国映画に負けるのも当然だろうな。
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