どよう

武器人間のどようのレビュー・感想・評価

武器人間(2013年製作の映画)
3.6
武器人間というタイトルと過激描写に耐性のある15歳以上の方限定!!というパッケージの煽りで損をしているナチスの人体実験研究所を撮影した擬似ドキュメンタリー映画。みんなが知ってる有名声優による日本語吹き替え版推奨です。
研究所の雰囲気や改造された武器人間?たちの造形はなかなか味があります。この世界観のテーマパークやお化け屋敷があればかなり行きたい!
前半の戦時中の部隊内でのゴタゴタはしょうもないですが、後半の単独で研究所の中を撮影しながら移動するお化け屋敷体験からの博士の施設案内映像はかなり楽しかったです。
過激描写は明るい光のもとくっきりはっきり作り物感がある映像で見せてくれます。悪趣味ですが人を人として描いていないため、嫌悪感や悲壮感は薄くてちょうど良い塩梅です。ただし、パッケージの煽り通り苦手な人は避けるのが無難です。

あなたはフランケンシュタイン博士っ!
右がナチス、左が共産主義者の脳を組み合わせる。あっちょっと多過ぎたかな。
いつも誤解されるんだ。先を行っている人間はな!だがカメラのフィルムが、全てを証明してくれる。
私が病気?誰もが病気だろう。ナチスに共産主義者、資本主義者、誰もがだ。病は癒えることはない。だから断ち切る。私の兵が実行する。
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