キャスティングを見ただけで間違いない感、半端ない。
腫瘍のせいで誰が誰だか分からなくなった原田美枝子さんが、病院でペラペラ喋り出すシーンなんて、まさにみんなハマり役。
明るい母と楽観的な次男。対照的に頼りない父と真面目な長男が暗ーい表情でちょっと離れた所に座ってる。
この家族の歴史が垣間見える。
さすが、映画監督ってこう言う演出考えるよね。
妻夫木聡も、池松壮亮も長塚京三のような、揺るぎない役者になって行くんだろうなと思った。
世間の大半のお母さんは全部の事をこなすから、つい「ウチのお母さんに限って」って思っちゃう。けどお母さんは不死身じゃないって気付かされる。お母さんを大切に。
