くり

ぼくたちの家族のくりのネタバレレビュー・内容・結末

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

何故私が恐ろしいほど高評価って、こういうのって人の死を乗り越えていく、みたいなラストが多くて。
もちろんそれを否定するわけじゃないしそういうテイストで好きな作品も沢山あるけれど、願わくば登場人物誰にも死んで欲しくないんです。たったの2時間で。

家族が苦しんで苦しんで。
その先に、本当に光が刺して良かったなと。
「命」を題材にした上で「死」で終幕していないのが私のなかの一押しポイントです。

とにかく無駄な台詞がなく、表情、仕草、目が凄くいい。
静かで、胸を締め付けられて、そして最後には心から「良かったね」という涙が出る。

こんなホッコリするヒューマンドラマこそ、明日への活力になるんじゃないかなと思います。
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