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マイティ・ソー ダーク・ワールドのtomoのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ご都合展開が多すぎて終始置いてけぼりだった。
たまたまジェーンが異世界に飛ばされてそこにアスガルド因縁のエーテルがあって寄生されました!っていう掴みが既に納得感なさすぎて笑える。ソーとの再会はあっさりだし、ロキの処遇もそんなんでいいのか。エーテルの力でジェーンがもうちょっと活躍するかと思いきや基本は守られるだけ、そのエーテルも結構サラッと奪われる。その後たまたま地球に繋がる通路があるのも偶然がすぎるし、惑星並列?だかの場所が地球のグリニッジだとわかった理由も全く理解できない。「大きな建造物を線で繋げた場所だ!」ってヒントも何もないし超理論すぎるし恣意的すぎるだろ。決戦時の重力の操作による瞬間移動も、惑星並列の力を借りてるとしてもはちゃめちゃすぎて、一介の科学者が発明できるわけない。ラスボスもせっかくエーテルという物理が効かなそうな特性を持たせたんだからそれこそロキの魔術なりを上手いこと絡めて倒せばいいのに、宇宙船に押しつぶされるというとても物理的な最後。ソーが最終的に王にならないのはいいとして、アスガルドを守り続けると言いながら地球に行くの全く意味わかんない。いっそ愛する人のために生きたいと開き直った方がいいんでないの。
推しキャラのロキの立ち位置が美味しかったので甘く採点したいがそれでも3点はつけられない。
マーベル作品に手の込んだ脚本を求めるつもりはないけど、それにしてももうちょっとしっかり話を作ってほしい…
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