Toineの感想文

パッションのToineの感想文のレビュー・感想・評価

パッション(2012年製作の映画)
4.0
【ギャグセン上げてきたリメイク版】
前回投稿いたしました「ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて(2010)」のリメイク作品。
リメイクとは知らずこちらの作品を先に観ておりました。
結構前に観たので細かい部分は忘却の彼方。
よってこの機会に再鑑賞。
さり気なく「殺しのドレス(1980)」のセルフリメイクが盛り込まれててニヤニヤしちゃった。

上司と部下の髪色がオリジナル版とは逆です。
今作では上司が金髪、部下がブルネット。

リメイクでは冒頭にソフト百合なシーンは無かったっけ?と落胆していたらちゃんと百合百合してました。
むしろ百合絡みマシマシ、女性の怖さマシマシでテンション神上げ。
お互いに顔を見合わせてこっそりクスクスしてる女子2人の画とか本当に萌えますわー。
しかもレイチェル様の変態ドS女王様っぷりが爆発しております♡♡
パワハラというよりSMプレイ感強くてすこです♡
飼い犬(奴隷)のカットは流石に吹いたしツボ過ぎる😂
たった数秒間でぜんぶ持って行ったww
がん観しました。
監督ありがとうございます!

オリジナルでは部下が観に行く映画が今作ではバレエになっていました。
「牧神の午後」ってニジンスキーじゃん。
エモい。
デ・パルマ監督お得意の画面2分割。
おちょくったような撮り方で油断させてからのホラー展開への持って行き方がシュールでセンス良きです。

ノオミ・ラパスさんの部下ダニエル(ダニー)さんも今作では赤毛の女性が演じておられて全体的に女子女子してたところも凄くお気に入りです。
全体評価低めですが個人的にはハマりました。
絶望的なラストカットも良かったなー。
デ・パルマ監督の作風は私と相性が良いなと思いました♬(頭が高い)