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バタフライ ルームのminuのレビュー・感想・評価

バタフライ ルーム(2012年製作の映画)
3.4
「赤ん坊が眠ったままなら
     泣くことはない」

乗っけから引きが強い。おどろおどろしいのに何故か美しいと感じるシーンが印象的。内容はさておき若干のお洒落映画感。しかし癖になるような気味悪さ。叙述トリックも効いている。愛と憎悪、嫉妬と執着、女のじめっぽさ濃縮還元ってかんじ。彼女の拘りは"規範的な女性像"だったのか、はたまた処女性か、コレクションの審美性か。サイコパスというより非常に人間臭く、そこが逆にホラーよりホラーかも。考察しがいもあるが単にスリラーとしてそれなりに良作だったと思う。





メモ
・男子禁制
・左利き
・ロングヘアー
・「お行儀が悪い」
・魔女
・片足の娼婦
・堕胎の理由
・少女の願い事
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