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バタフライ ルームのtuttleのレビュー・感想・評価

バタフライ ルーム(2012年製作の映画)
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蝶の標本作りを趣味に孤独な一人暮らしをおくる老女は、隣人である母子家庭の少女を気遣いたびたび面倒を見ていた。
ある時母親の旅行中に少女を預かることになるが、少女は老女の標本部屋で見てはいけないものを見てしまう。

ファムファタールものを織り交ぜたサイコサスペンスですが、主観や時間があっちこっちに切り替わったり、メインテーマ級のネタをいくつも扱っていたりとまとまりがない。
序盤ではミステリアスにしっとりと描写のしてたのに、終盤で全てのネタをジェットコースター的にダイナミックにまとめ上げるのでもう逆に笑ってしまう。
言いたいことがありすぎて喋っててわけ分かんなくなっちゃった人みたいな作品でした。
美しい少女に翻弄されて身を滅ぼしていく女、それだけで十分面白そうなのにと思う。
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