てつ

恋人はセックス依存症のてつのレビュー・感想・評価

恋人はセックス依存症(2012年製作の映画)
3.0
セックス依存症という病気の誤解を解く作品。

何となくコメディの雰囲気だったので、そのつもりで観たのですが、セックス依存症の、偏見と当事者の苦しみを描いた、大真面目な映画でした。

私も依存症で・・・ニコチン依存症ですけどね・・・たった今、禁煙しようと頑張ってるとこです。

アダム(マークラファロ)は、セックス依存症からの脱却をしようと、マイク(ティムロビンス)が行っている依存症の集会に通って、5年間節制していた。
あるパーティーで、乳がんだったと告白するフィービー(グウィネスパルトロー)といい雰囲気になるが・・・

この映画は、セックス依存症の当事者アダムの苦悩とその恋人候補であるフィービーの不安な気持ち、心理状態を上手く描いた作品となってます。
依存症と聞くと、どうしても偏見があったりして、当事者の気持ちまで考えない事が多いと思うのですが、偏見ってやっぱりよくないなぁと思います。
それでも、当事者からすると、イラ立ちやまた昔の自分に戻るのではないか、という不安な気持ちがあると思います。
その辺りをケア出来る仲間や友達、家族って大事ですよね。
てつ

てつ