のんchan

シャンボンの背中ののんchanのレビュー・感想・評価

シャンボンの背中(2009年製作の映画)
4.0
やっぱりステファヌ・ブリゼ監督とヴァンサン・ランドンのタッグは堪らなく好き💓
平均スコア低くてもなんら関係ない。自分好みの作品に時間を投入出来て幸せ💖

不倫を題材にした米映画『恋におちて』(1984年)のフランス版と称されているらしいけど...
いやいや、それと比べる必要ないんだよね〜、この雰囲気はフランス🇫🇷だから良いので✨

登場人物の誰に感情移入するか?で印象が変わる作品ですね。


妻子と平凡でも幸せに暮らしている大工のジャンは、近くに住む父親の足を洗ってマッサージしてあげるためだけに通う優しい男。
妻が怪我をしたため、息子を学校へ迎えに行き、そこで美しい代教のシャンボンと出会う。
ジャンがシャンボンのアパートの窓枠の修理をしたのをキッカケに、2人に特別な感情が芽生えてしまう。それはBGMのヴァイオリンのCDが演出したかのようだったが、自然にキスを交わしてしまう。
それからというもの、ジャンは後ろめたさがありながらも、シャンボンのことが忘れられず、アパートのドアの下に封書を忍ばせる
"あなたを想っている ジャン"
とたった一言だけのメッセージを。学生か?
それだけで心が熱くなる思いを誰でも感じられると思う💓

身体の関係を持たない時こそが1番恋焦がれるかもね❤️‍🔥
そして一線を越えない関係は美しいままなんだけどね...


良い年をした男が大粒の涙を溢すか?
先生、色気が足りないよ細すぎない?
奥さんの気持ちは解るわ〜!
とかそれぞれの角度で観れる。


ラストは...う〜ん...OK🙆‍♀️

不倫はしても絶対に口に出してはダメ🙅‍♀️


フランスの小学校の授業風景や、家族、兄妹の何気ない会話。
父親と将来の為に棺桶⚰️を選びに葬儀屋へ行くシーンなども監督らしさが出ていて好き。


観終わって知ったけど、シャンボン役は歌手でもあり、なんとこの撮影時はヴァンサン・ランドンと夫婦共演だったとは(その後離婚)
私はその情報を知らないで観たので、観終わって知ってビックリ😮
ヴァンサン・ランドンはおっさんだけど、なんか色気があって魅力的で好きなんだな〜💕



※ステファヌ・ブリゼ監督の作品を1本推しておきたい⭐️
『愛されるために、ここにいる』は満点💯のオールタイムベストです。それはフランス版『Shall we ダンス?』って感じですが、ご興味あれば強くお勧めしたいです🌟
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