Momo

her/世界でひとつの彼女のMomoのネタバレレビュー・内容・結末

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

Food for thoughts.
人間はある程度同じ部分がないと同じところにいられないのかもしれない

サマンサが
Lost in translation とソフィアコッポラの話をしてたら友達が勧めてくれた

ブレードランナー2049の彼女を思い出す

人格とは何か、人間である条件って何なのか

スカーレットヨハンソンの声の掠れが

これを全然知らない女優さんの声で聴けたらまた違ったかも
彼女の表象は声の占める割合が大きいからこそスカーレットヨハンソンがちらつく

体を持つ彼女とサマンサを重ね合わせるシーンで色々考えが巡る
サマンサに触覚はないよな?
彼女はどう「なりきる」のか?
Acting のimprovisation みたいなことだろうか
彼女の動機が興味深い

Samantha はOSとして拙いところから、何百人とも同時に会話できるようになってさらに遠くに行くまで、その間の過渡期にほんの少し主人公と人生がクロスしていっただけ

一緒に居続けるには、ある程度同じ速さで歩みが揃っていないといけない

「歩幅」
Momo

Momo