このレビューはネタバレを含みます
人とOSが恋をする映画です。
人以外の立場にたって私達の生活にある当たり前の喜びや悲しみについて訴える映画は山のようにあるけど、対OSはとても現実味があって面白いなぁと感じました。
そのうちiPhoneに内蔵されているSiriも、学習し人格を持つのでしょうか。
自分にない魅力を求めたり、本当は理由なんてないのに人を責めてしまったり、人同士だとどこにでもあるような些細な溝を、分かりやすく問題として伝えられるのがこういう映画の魅力だと思います。
一番好きだったシーンは、身体のないOSのサマンサが、記念写真の代わりに想い出に残すための曲を作って彼に聴かせるシーンです。
久しぶりに映画で涙しました!