やっち

her/世界でひとつの彼女のやっちのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
2.9
人工知能型OSとの恋愛に関しては割とすんなり受け入れられた。たとえ擬似恋愛でも、それで心が満たされるならアリだと思う。
ただ、主人公セオドアが何というか…ちょっと気持ち悪くて、どうしても好きになれなかった。すごい振り回されるし、自己嫌悪に陥ってるシーンもイライラしてしもた。いろんなものを失い、最終的にセオドアは何を思ったのか?は、あまり見えてこなかった気がする。

ストーリーの流れはさておき、印象的な台詞が多かったのが良かった。特に友人エイミーの台詞にはすごく共感できた。「知るか!」って開き直るの大事、めちゃわかる。

OSのサマンサを声だけで演じたスカーレット・ヨハンソンも魅力的で、恋しちゃうのも無理ない感じ。
断然字幕派だけど、日本語吹替版は誰かなー思ってたら、林原めぐみー!!ってことで2回も観た。2回観ても主人公のおっさんだけはどうも好きになれなかった。
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