どんちゃん

her/世界でひとつの彼女のどんちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

さすがはスパイク・ジョーンズ!
人間と人工知能の恋…だが王道のラブストーリーだと感じた。OSが意識を持つと人間との関係はどうなるのか?相手が実態を持たない他者であっても人間関係における普遍的なものをテーマにしている。
大切な人を失った経験のある人なら共感できるはず。
ホアキン・フェニックスは孤独に押し潰されそうになりながらも前向きな気持ちを持つセオドアを陰と陽の引き出しを開け閉めしてすごく上手く演じていたし、OSの声を演じたスカーレット・ヨハンソンも成長していくサマンサを声だけで表現する凄さを見せてくれた。セオドアがサマンサに恋をするのも無理はないと思わせる説得力のあるものでした。(いつも思うが英語を話せたらもっと理解できるのになぁ〜)
ラスト、サマンサとの別れを経験したセオドアが今までの事を振り返り大切なパートナーであった女性への感謝の気持ちを綴るところで終わる…素敵です!
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