人間より進化した人工知能が創造主に反旗を翻さない方の未来。
人工知能を扱った話の中ではかなり珍しく穏和な方だけど、もちろんAIと暮らして恋までしちゃってハッピー♪な話なわけがない。
常に明るくやさしい色で統一され、多幸感あふれる画面が続くのに、手の届かない領域まで進化した人工知能との折り合いのついた幸せな未来というのはやはりどうしても描けないものですね。
自分で自分の首絞めるんだから人工知能の開発なんてやめればいいのに、なんてSF映画見るとしばしば思いますが、原爆作っちゃうのが人間ですから、そのうちあっという間に人工知能はめきめき賢くなって……
人工知能が出てくる映画で悲観的にならなかったことないかも。
だいたい人工知能に恋しちゃうのって、至極当然すぎてこわい。
