レッドラム

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のレッドラムのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

TV版のラストがきれいにまとまっているのに続編出すのかよ…金稼ぎかよ…


そんなアホなことを考えていた私を殴りたい!


見事な続編でした!!


ナイトメアの異空間は まどかの萌え絵とは対立的なリアル人形をコマ撮りで撮影しているので、この『違和感』が作品に見事にマッチしている。



建物や風景が幻想的に描かれており、それすらも伏線だと気づいたとき雷が体に当たるぐらいの衝撃でした。



この映画のなにがスゴいって まどかとほむらの会話のほとんどが重要で狂ったように集中して観ておかないと話においてかれます。


この映画を批判する人の気持ちもわかります。
前作のすべてがムダになってしまった。
ほむらの見方が変わってしまう。



でも今回の主人公は まどかではなく ほむらです。TV版のほむらは まどかに対し一人孤独な使命を背負わせてしまったと思っています。TV版は まどか視点ではハッピーエンドですが ほむら視点では まどかを救えなかったバットエンドです。




今回のまどかは本物ではないですが内面はまどかの限りなく本心であり、まどかの回答を歪んだ解釈をしてしまった ほむらの暴走は確かに前作を否定する行為ですが 純粋な愛よる行動なんです。10話のほむらを見ていればわかる通り ほむらはあまりにも周りが見えていません。ただただ まどかのために行動してきたんです。




個人的な感想ですが今回のラストは ほむら以外はハッピーエンドで ほむらは まどかを復活させたのにも関わらず敵対関係になってしまうバットエンドだと思います。
レッドラム

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