ゆう

もらとりあむタマ子のゆうのレビュー・感想・評価

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)
4.0
AKBの前田敦子が。
前田敦子になって遠くにいく前に、洗練されてしまう前に(その日が来るのかも疑わしいが)とりたかったのだろうし、とられるべきだった。
あまりしゃべらせないし、あまり動かさないし、まさにモラトリアムをもらとりあむのまま残した。
アイドルは器用だ。でも、器用なだけでは味がない。
ここで、悲しみや切なさや愛しさを演じる前に、カラッポの引き出しをつくってもらえた前田敦子は、飛ばなければならない。

「わたしに新しい名前をつけてください。」このタッグはいつも、巧みだ。
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