栗林55in精神と時の部屋

もらとりあむタマ子の栗林55in精神と時の部屋のレビュー・感想・評価

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)
3.7
【父と二人暮らしのモラトリアム期の娘が、静かにゆっくりと成長する過程】
「ダメだな〜日本は」


アマプラ滑り込み🏂✨


モラトリアムとは、"学生など社会に出て一人前の人間となるのを猶予されている状態"を指します
(Wikipediaより)



今作は好き嫌い分かれるんじゃないでしょうか〜😙

抑揚もなく静かに進む日常、いい歳してぐうたらしてる子供…
僕はとても好きでした!

まぁ、父と娘が二人で同居ということだけで好物な設定なので、ニヤニヤしっぱなし😏


大学を出て実家に帰ってきて就職活動もせずダラダラしてる娘。口だけは一丁前で、家の手伝いもやらない。
父親は一人で店を経営していて、帰ってきた娘に強く口をはさむことはしない。

時折は、感情的になります!
が、基本的に静かに進んでいきます😌
余分な情報もありません😙


終盤には、その時の状況を示すようなセリフがポロポロ出てきて、あーやっぱりそうやんなぁ…、と小さなスッキリも積み重なっていき、心地良い☺️

ラストは、タマ子の確かな成長が感じられました😊
偉そうに、父親に「合格」なんて言いますが、素直にならない父娘の関係性が表されていて、ホッコリせざるを得ません☺️


もーしーも、自分が父親となったのなら、こういう時どうすれば良いのかと考えたら、上手くやれる自信が全くなかったです😅



あと、食事のシーンが印象的🍚
お父さんが作る料理は、ちょっと凝ってて美味しそうやし、また美味しそうに食べるんですよ😚

個人的に、他人の咀嚼音を聞くのが苦手なので初めはキツかったんです💦けど、不思議なもんで、だんだん慣れてきました😁



前田のあっちゃんは、やっぱり演技が上手いとは言えない…💦どうも、"演じてる"不自然さがあるんなぁ😑
感情を全開に出すセリフも、ちょっとした日常の動作も、違和感ありあり😅

ただ、それはあっちゃんにしか出せない味でもあるんよ😅
こちらが全く緊張しなくても良い脱力感というか、まあこれは僕個人的な感じ方ですが、なんか癒されるんですよねぇ〜

ただ、あっちゃんの良さはまだ活かしきれていない‼︎信じてるで〜😁
ファイティン💪



あら、主題歌が星野源やんっっ…イイ‼︎😆
雰囲気が合ってるわ〜〜