めっちゃいい。
まず食事シーンがいい。
無言でロールキャベツ頬張るとことか。親父さんはダシから味噌汁を作るのに対してたま子のはタッパーごとなのとか。細かいところだけどちゃんと人物を説明する描写になっていると思いました。
フリもいい。
前半で親父さんの日常のライフワークをいれることで後半のたま子の同じようなシーンが生きてくる。だからタオルで拭くシーンとかにくすりとさせられる。と同時にかすかなたま子の成長？というものも提示する。ふつうにみたらアイドル前田敦子のかわいい写真でしかないものも、それまでのたま子人物像が描けているから笑いになる。あのたま子が背伸びしてこんな写真撮ってると。
卒業後の前田敦子を主演に迎え、前田敦子という人物からから話を着想したということもあり、彼女にしかできない素晴らしいアイドル映画になっていたと思います。
