評価しづらい。
学生へのインタビュー形式で、若者たちがアウシュビッツについて応えている。
一人だけとても良く知っている学生がいて純粋に尊敬した。
一方で自分の無知さに落胆。ただ映画を見てるだけではダメなのだと実感した。
このインタビューを日本で、また南京の虐殺について行えばどれくらいの学生が理解しているんだろう。
アウシュビッツやヒトラーのように映画で大々的に扱われないし、教育でも詳しく習わない。自分の国がしたことを学べない、知らないとは恐ろしいことだと痛感した。
作品自体は映画というよりドキュメンタリー。この作品だけでホロコーストが何かとは理解できない。虐殺シーンも酷くないので、この作品を初めに見てしまうとホロコーストを誤解する人も出てきそう。
ただインタビューは興味が惹かれるものだった。