ちぃ

囚われのサーカスのちぃのレビュー・感想・評価

囚われのサーカス(2008年製作の映画)
3.3
有名エンターテイナーのアダムはホロコーストの生き残りで家族も失い、収容所ではその才能のお陰でナチスの少尉に専属のエンターテイナーの犬として、犬と共に飼われ、命拾いしたものの、精神のバランスを崩していた。
同じ様に心に傷を負った生き残りの人達のケアする為の施設で、他の患者のケアをしながら自分も少しずつ正気を取り戻してゆく。

これは複雑な問題が絡んでて書きにくい映画だ💧
ピエロを演じている主人公は人を惹きつけるカリスマ性があり、やたら饒舌に語る姿はとても病んでいる様には見えない。
誰が正気で誰がイカれてるのか、正直職員もイカれてんじゃないかとも思うし、普通ってなんだろうとかよく分からなくなった。
自分より犬みたいな人間に感心するアダム。
看護師を犬にさせてファックするアダム。やたら犬人間が登場する。
なんて書いて良いか分からないけど間違いなく鬱映画。
ちぃ

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