ゆんぶりっく

V/H/S ネクストレベルのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

V/H/S ネクストレベル(2013年製作の映画)
3.2
アメリカン産オムニバスホラー!
ファウンドフッテージ系POVで統一されているものの、その中身は心霊モノからゾンビ、宇宙人、カルト教など幅は広くごった煮感がある一本!
出だしで掴みのエロを入れてくるのもポイントが高い。
見所は「ザ・レイド」のギャレス・エヴァンス監督作品でしょう!

テレビクルー(?)がカルト教に取材に行ったら、ちょうどドンピシャで儀式が行われるタイミングに居合わせちゃってとんでもねぇカオスになる一本!!
血みどろホラーとしては見応えありましたね!
惜しむらくはオムニバスの一本ゆえ逃げ惑って終わりな点。
もちろん作品としての疾走感と押し寄せるグロラッシュは短編だからこそ出来るのは分かっていながらも、もっと緩急を挟みつつちゃんと見たい!

1本目は女優の脱ぎっぷりを評価したい!と言うのと、窓際に立つ女性の「叔父」なる人物が好き。
あとの霊達はあんまり好きなタイプの登場をしてくれなかったですね。

2本目のゾンビはまぁ…ゾンビ短編っぽいな〜と言う感じ。

3本目がギャレス・エヴァンス作品で上記の通り。

4本目はアブダクション物ですが、本作ってどの作品もワーワー言いながら逃げるシーンばっかなんですよね。
一応題材は別でも、話運び自体の似たり寄ったり感で段々と退屈になって来ます。
本作をトータルであまり好きになれないのはこの点がデカいです。

5本目はこれまでのファウンドフッテージをみていた探偵と助手に話が戻ってくる展開ですが、やっぱり逃げて隠れてウワー!となって終わりと言う同じ展開。
ビデオを続けてみると何故こうなるのか、もっと説明してほしかったですが2作目から見出した自分はあまりこの点には文句言えないですね。
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