コカ子

インターンシップのコカ子のレビュー・感想・評価

インターンシップ(2013年製作の映画)
4.0
頑張ろうと思えるいい映画。
人は変われる。変われるが、それには勉強(ここでは学び賢くなる事を指す)が必要。

お喋りとやる気だけはある2人は正直言って馬鹿野郎共としか言いようがないが、人はここまで変わることもできるらしい。

私もGoogleに入ろうと思った。実際やたらめったらGoogleの求人情報なぞ出てこないので、第1の壁はそこである。

女の乳がモロに出るので家族と見るのは注意が必要。

ストーリー序盤はチームの協調性の無さと主人公2人の浮き彫り具合にちょっと恥ずかしくなったりイライラするが、そこを過ぎればかなり面白い。

流れとしては王道少年漫画的な友情(チームワーク)・努力・勝利だが、Google社という馴染み深いがよく知らない会社のインターンにそれを当てはめる事で非常に現代チックでありきたりな、しかし新しいストーリーとなっている。

主人公2人がチームをまとめたことで、主人公2人も気持ちが前向きになり未知の分野への努力を始めた辺りからは気持ちよく見ることができた。

気さくに見て楽しめるヒューマンドラマと思った。

登場人物の着ている服や小物が何かしらのオタクが好きな物ばかりでそういう小ネタを探すのも楽しい。

途中恋愛模様も描かれるが、とびきりのユーモアがふんだんに発揮されたサッパリした恋愛模様なので湿度が高くならず、話の流れに水を刺さないのも好感度が高い点と言える。

正直もう少し主人公たちの努力は見たいところだが、テンポが崩れるので脳内補完で十分だと思う
コカ子

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