明るくなれる、愉しい作品。
もちろんフィクション作品だからドラマチックに描かれているし、現実問題作中で描かれているように都合よくGoogleに採用されるわけないし、採用されたとしてもGoogleに留まるのは採用される以上に大変なこと。
GoogleをGoogleたらしめる個性溢れる世界観を楽しめたのは良かった。
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IT知識の全くない営業一筋だったおじさん2人が学生と一緒にチームを組んでGoogleのスクリーニング(インターン)を受ける話。
最初は名門大学出の若者に煙たがられながら、生粋の営業マンとしての持ち前の明るさと人当たりの良さで、少しずつ若者メンバーとポジティブな化学反応が起きてゆく。
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IT/high-tech会社だからといっても組織に必要なのは必ずしもGeekだけじゃない。
健全な組織を構築するのに大切なのは「多様性」。
つまり個性を大切にすること。
この映画はそれを愉しく教えてくれてる。
詳しくは書かないけれど、隠し味”ナツメグ”のシーンがそれを如実に物語ってる。
このシーンが一番好き。
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おじさん役ヴィンス・ヴォーンが香港行きの機内で観たハクソー・リッジで180度違うキャラを演じていたので違和感がすごかった^^;
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弱肉強食の世界で、
近年は僕がいる業界にも手を広げて存在感を示している、
IT業界のピラミッドの頂点に君臨するGoogleが、
果たして彼らを本当に採用するか、興味がある。
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因みに食べ物が無料だったり、寝るスペースがあったりと贅沢な職場環境はアメリカのIT業界ではGoogleに限った話じゃないよう。
コンピュータサイエンスを学ぶ人が少ないので、人材確保の為の戦略らしい。
チャンスだ!
↓Code.orgの動画が興味深いです。
https://youtu.be/nKIu9yen5nc