Shelby

インターンシップのShelbyのレビュー・感想・評価

インターンシップ(2013年製作の映画)
3.3
時計会社の営業マンとして働くビリーとニックは、巧みなセールストークで多くの顧客に時計を売ってきた。しかし、彼らの会社がデジタル化の波を受けて倒産し、失業の憂き目にあってしまう。そんな矢先、デジタル時代の代名詞とも言える巨大企業Googleがインターンを募集していることを知った彼らは、思い切って応募してみることに。なんとか面接に受かったものの、周囲は超優秀な学生たちばかり。IT音痴の2人は、持ち前の話術を武器に正社員を目指すが……。Googleの全面協力を得て、実際のGoogle本社でロケを敢行したことでも有名な作品。

少々前に鑑賞したことも相まって、覚えている内容は薄い。ライトでコミカルな仕上がりになっているためテンポ良く流れていくこともあり、印象には残りにくい爽快サクセス映画。だが、そんな中でもオーウェン・ウィルソンがやはりいい味を出していた。彼がいるのといないのとでは全く違う作品になるのではないかと思う程彼の存在感は大きい。また個人的に俳優陣の中で、『メイズ・ランナー』のディラン・オブライエンがちゃっかり出ていることにテンションが上がってしまった。

設定や展開はお決まりなので、見ていて安心感のある出来栄え。Google本社自体奇抜さと突飛なアイデアで作られていることから、遊び心のある仕掛けが盛りだくさんで、見ているこちら側も童心に返ったかのように、ワクワクとさせてくれる。本社の貴重な内部映像を見るだけでも価値がある。

安定感もあるので、ハズしたくないコメディを見たい。クスッと笑いたい気分の時にオススメの作品でした。
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