Amazon Prime Videoで視聴。
「夏へのトンネル、さよならの出口」が好きなんですが、その感想のなかで「これはインターステラー」というのがちらほらあって気になってた映画。評判も良いみたいなので観なきゃ―と思ってた「積み映画」のひとつでした。
おもしろかったですが、ちょっと長かった・・劇場でないと集中して観続けることが難しいので、劇場で観たかった。
そうですね、古典的で王道の「THE SF映画!」って感じのいい映画だと思います。
このまま古めなセット映像で70年代くらいのハリウッドでもありそうな感じ。小松左京でもありそうな感じ。
スタートレックのTNG(THE NEXT GENERATIONS)が大好きなので、「ワームホール」とかのSF世界観でよく出てくる用語・ワードも理解がそこで追い付かないということもなく楽しめました。
「ええええええそういうことなのおおおおおおおおおおおお」っていうようなすごい意外性というのはなかったのですが(だいたい想像がつく展開)、それだけうまくきれいに伏線がまいてあってバランスよく丁寧に回収していかれるっていうことかと。そのひとつひとつ見えてくる感じが気持ちいい。
ただとてもたくさんばらまいてあるので、「あそこのアレがここにつながって・・」っていう全部をつなげて「おおー!」ってなるためには2回目3回目の鑑賞が必要とおもわれる。
「夏へのトンネル」が「インターステラー」を想起させるっていうのは・・まぁわからなくはないけど全然別モノでした。
名作といっていいでしょう。
★は高めの4.2でお願いします。