このレビューはネタバレを含みます
なんでこんなすごい映画を劇場に観に行かなかったのかとおもった。SF史上最強に素晴らしい映画だと思う。
ストーリーはさて置き、
現在解明されている部分は科学に忠実で、でも、まだ未開の未来の想像図も描かれていて、最先端のSF。長い映画だけど、飽きない。
人間劇も描かれているなかで、愛についても語られてるけど、たんに、お涙頂戴のご都合主義ではなく、『それも一つの科学的信号なんじゃないか』という解釈には、解明されてないけど、そういう可能性もあるのかと思慮深かった。
タイムマシンは不可能、時の流れは不可逆と思っていたけど、重力波が、時空を超えて届くと、近年証明されたと聞くと、より、この映画のラストは興味深い。
スケールの大きい映画なのに、
地球の最後や、宇宙生物の襲来だとか、ただパニックを煽り、破壊していくだけのよくあるテーマとは違い、この映画には希望があり、人間という生き物の探究心と執念、感情的なところでさえも、素晴らしいんじゃないかと感じた。
