ノーラン監督作品と言う事でかなり期待し過ぎました。
親子愛のストーリー、映像は素晴らしいですが、SF好きには王道過ぎて賛否両論でしょう。
ノーラン監督のキューブリック大好きって言う意気込みは感じます。
残念なのはキューブリックは徹底的にリアリティーを追及したのに、今一リアリズムが不足している感あり。映像は宇宙叙事詩的に仕上がってますが・・・
相対性理論や量子論が出て来て、ジョディー・フォスター主演の「コンタクト」を見終わった時と同じような印象を受けました。
地球の植物が病気になり、徐々に酸素がなくなり、他に住める星を探しに行く話なんですが、設定にもう少し真実味が欲しかったなぁ~と。
たとえば「ノア計画」とかで大プロジェクトなるはずですが、そんな感じ無しなんです。
ロボットがキューブしてるし、角ばっていると、危険そうでかなり違和感。多分これはノーランが「2001」のモノリスをオマージュしてデザインしたんでは?でもガチすぎてね。チョット残念。
でも まぁ3時間近い物語はアッて言う間。細かなところ気にしなければ、親子愛と、SFネタ に面白く見れると思います。