私には文句の付け所のない映画だ。
オススメされて見て、今となっては会う人みんなにオススメしている。
この映画は気付かされることばかりだったな。
「親は、子供の記憶の中で生きる。」
亡き母の誕生日に偶然この映画を見て偶然この言葉に出会ったのが、本当に偶然なのだろうか。
この映画で私が惹かれたところは、
(1)人間の生きること、愛することへのこだわり
(2)時間は限られている
というメッセージ。
愛は力だ、なんてどこかの路上ライブで歌われていそうだが、愛は力なのだ。
時間も場所も物理現象も理論も全てを超えて理解し得ない力を持っている。
そして何よりこの映画で印象に残っているのは、
「早く早く早く!!」
「俺たちはいったい何年無駄にしたんだ。」
という言葉たち。
相対性理論により、宇宙での1時間が、時として地球の7年。彼らの一分一秒はかけらも無駄にできない。時間への焦りを感じずにはいられない。
私はどこまで時間を大切にできているのだろうか…
日常に埋もれてしまったらまた見よう。