りょー

インターステラーのりょーのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
5.0
マーフィーの法則
「起こり得ることは起こる」
膨大で果てしない余剰を持った言葉...あまりに直接的だけれど宇宙みたいな言葉って考えに今ものすごく落ち着いている

もしその言葉の何処かに希望を見出して、己の軸としたいなら、際限ない絶望の中を突き進む堅固な信じる意志が少なくとも必要になるのかしら


時間からも空間からも地球のそれらとは隔絶された孤独に思案を巡らせると博士に対して諸々の行為への腹立たしさの後に自分はどうにも情が滲んできます。人の感情なんて分かったもんじゃありませんが、嘘でも、すまない。すまない。なんて幾度も吐き捨てながら頻りに背後を気にかける博士の表情は鑑賞後も克明に覚えています。

ですが、「地球へ戻る」という希望へ彼らを導いたのは「愛」と「自身ら」の明確な意志だったと言うのはとても素敵なストーリーだと思います。

僕はもっとこの映画について知りたいです。



後述
この映画を鑑賞した晩、
三度の嘔吐と激しい寒気に襲われました。夢の中で、ぼんやりとあの本棚の暗がりの中にいて、ちょっぴり神秘的な何かを感じました。思っていた数倍胃液は鮮やかな黄色だった。

2019.03.25
3度目の鑑賞
京都を今月末に去り帰京する

劇中、「愛は観測可能な、何か高次元の力」そのようなことを言っていた気がする。スクリーンを介し、物語を介し、この映画は愛を観測可能にし、高次元な力である一端を証明してみせた。愛が次元に介入し、地球を救った!!!
りょー

りょー