久しぶりに、見直した。
比較しちゃうのは良くないとはわかっていながらも、私はテネットの何倍もこの映画の方が自分に合ってると思ってしまった。
無限な宇宙の中や上がっていく次元の中で、人間が崇高してきた科学やら技術やらは全く太刀打ちできない。でも、どれほど次元が上がろうとも、愛は変わらなく存在する。愛には元より、姿も形もないからですね。
前の自分のレビューでも書いたように、ゴリゴリの理論派で、SFと言え、できるだけ今日の科学に添った作品を作る監督さんのくせに、愛をオチに持ってくるなんて、そのギャップでやられた。
私は自分がこういう映画を観て、素直に感動できる人間であって、心の底から良かったと思ってます。