小難しい名詞や概念が並んじゃいるが、いわゆる「行きて帰りし物語」として観ればいい
「宇宙の果てで家族の元へ還る」なんて素敵なファンタジーだ
そう、ハードSFというよりは冒険ファンタジー
別にそこに優劣は無い
ワクワクしたか？ワクワクしたさ！
時間軸のいじりっぷりは相変わらずのノーランだが、もはやこれまでの作品群の様に理屈を必要とせず時間を自由に弄べる５次元空間に行き着いたのはある意味ノーランの終着点かもしれない
まあ、ノーランは嫌いじゃないが役者に助けられている部分は否めない
何よりも旬の役者のスケジュールを抑える術に長けた監督だと思う
